生命保険Q&A
ちょっと聞きにくい生命保険の基本的なことや
保険金に関することなど、さまざまな疑問をまとめました。
保険金が支払われない事例入院・手術給付金
- がん保険の給付金が支払われない事例について教えてください。
- がん保険の給付金の支払規定は保険会社や商品によって異なりますが、以下のような場合は共通して支払われません。
がん保険の給付金が支払われない事例
- 告知義務違反による解除の場合
- 責任開始期よりまえにがん診断が確定している場合
- 重大事由による解除、詐欺による取消、不法取得目的による無効の場合
告知義務違反による解除の例
がん保険の契約にあたっては、過去の傷病歴、現在の健康状態などについて、事実をありのまま正確に、漏れなく告知する必要があります。故意または重大な過失により、事実を告知しなかった場合や、事実と異なる内容を告知した場合、責任開始期から2年以内であれば、告知義務違反として契約が解除されることがあります。解除となった場合には、給付金は支払われません。
※責任開始期以後の保険期間中にがんと診断された場合となります
契約時に、「血圧が高い」ことを告知書に正しく記入してがん保険に加入し、1年後に胃がんと診断された場合。
契約前に「肝硬変」で通院していたことを正しく告知せずにがん保険に加入し、1年後に「肝硬変」を原因とする「肝臓がん」と診断確定された場合。
責任開始期前のがん診断確定の例
がん保険の給付金が支払われるのは、責任開始期以後の保険期間中にがんと診断された場合となります。
責任開始期以後に病院に通院して、乳がんと診断された。
責任開始期以前に胃がんと診断確定され、その治療のために入院した。