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「有期払い」VS「終身払い」
タイプで見直す生命保険
終身保険の保険料の支払い方法は、おもに「終身払い」と「有期払い」があることをご存知でしょうか?ここでは、このふたつの保険料の支払い方法について比較してみました。
有期払いの特徴
保険料の払込みが、一定年齢または一定期間で満了する有期払い。終身保険は一生涯保障が続きますが、保険料を有期払いにすると、保険料の支払いを一定年齢や一定期間で満了させることができます。加入時の年齢や保障内容など、各種条件が同様の場合、月々の保険料は終身払いより高くなります。
なお、有期払いは、60歳や65歳などで払込み満了になっているものが多くありますが、サラリーマンの場合、退職して年金生活が始まる年齢であることを考えると、理にかなった設計であると言えるでしょう。
解約返戻金を子供の学費に充てたい場合などは15年間など、払込期間を短くすることも可能です。
終身払いの特徴
終身払いは、終身保険を生きて契約している限り、保険料を支払い続けることになります。有期払いと違って、加入時に総支払保険料が確定せず、長生きすればするほど総支払保険料は増えていきます。加入時の年齢や保障内容など、各種条件が同様の場合、月々の保険料は有期払いより安くなります。
有期払いと終身払い、どっちがいいの?
終身保険において、有期払いと終身払いのどちらがいいのか、一概に判断することはできません。長生きすれば有期払い、早死にしたら終身払いのほうがいいと思う気持ちもわかりますが、何歳まで生きるかは誰にもわかりません。契約者の状況や年齢、ライフスタイルなどによって、どのような払い方がいいのか判断していくことになります。
加入時の年齢が高くになるつれ、月々の終身払いと有期払いの月々の保険料の差は開いていきますので、無理なく保険料を支払っていけるかなどを考慮し、支払い方を選択するといいでしょう。